越後地震 - M 6.5〜7.0、死者多数。

1510年9月21日 摂津・河内地震 - M 6.5〜7.0、死者多数。余震が2か月あまり続く。
1586年1月18日 天正地震(東海東山道地震、飛騨・美濃・近江地震) - M 7.8〜8.1、死者多数。飛騨・越中などで山崩れ多発、白川郷で民家数百軒が埋まる。内ヶ島氏、帰雲城もろとも滅亡。余震が1か月以上続く。
1596年
9月1日 慶長伊予地震(慶長伊予国地震)- M 7.0、寺社倒壊等。同年同月に発生した一連の内陸地震のさきがけとなる。
9月4日 慶長豊後地震(大分地震) - M 7.0〜7.8、死者710人、地震によって瓜生島と久光島の2つの島が沈んだとされている。
9月5日 慶長伏見地震(慶長伏見大地震) - M 7.0〜7.1、京都や堺で死者合計1,000人以上。伏見城天守閣や石垣が損壊、余震が翌年春まで続く。
17世紀
17世紀前半 津波堆積物の分析から、この時期に千島海溝南部(十勝沖から根室沖まで)を震源とするM 8.6クラスの地震が発生したと推定されている。
1605年2月3日 慶長地震(東海・南海・東南海連動型地震) - M 7.9〜8、関東から九州までの太平洋岸に津波紀伊・阿波・土佐などで大きな被害。八丈島でも津波による死者数十人。死者1万〜2万人と推定されるが、津波以外の被害はほとんどなかった。1611年
9月27日 会津地震 - M 6.9、死者3,700人。
12月2日 慶長三陸地震 - M 8.1、死者約2,000〜5,000人。
1615年6月26日 江戸地震 - M 6、死者多数。
1616年9月9日 宮城県沖地震 - M 7.0、仙台城が破損。
1619年5月1日 熊本県八代で地震 - M 6.0
1625年7月21日 熊本で地震 - M 5〜6、死者約50人。
1627年10月22日 松代地震 - M 6、死者多数。
1633年3月1日 相模・駿河・伊豆地震 - M 7.1、死者110〜150人。駿河・熱海に津波
1640年11月23日 大聖寺地震 - M 6、死者多数。
1649年7月30日 武蔵・下野地震 - M 7.1、死者多数。
1662年
6月16日 近江・山城地震畿内・丹後・東海西部地震、寛文の琵琶湖西岸地震) - M 7.4〜7.8、死者数千人。
10月31日 日向・大隅地震 - M 7.6、死者多数。
1666年2月1日 越後高田地震 - M 6.4、死者1,400〜1,500人。
1670年6月22日 越後村上地震 - 死者13人。
1677年11月4日 房総沖地震(延宝房総沖地震) - M 7.4 、死者500〜600人。福島県〜千葉県に津波
1678年10月2日 宮城県北部沖で地震 - M 7.5、死者1人、東北地方の広範囲で被害。
1686年10月3日 遠江三河地震 - M 6、死者多数。
1694年6月19日 能代地震 - M 7.0、陸奥で山崩れなど。死者394人。
18世紀
1703年12月31日 元禄地震(元禄関東地震) - M 8.1、死者5,200人(20万人とも)。関東南部に津波
1707年10月28日 宝永地震(東海・南海・東南海連動型地震) - M 8.4〜8.7、死者2,800〜2万人以上、倒潰・流出家屋6万〜8万軒。関東から九州までの太平洋岸に津波、伊豆・伊勢・紀伊・阿波・土佐などで大きな被害。地震から49日後に富士山の宝永大噴火道後温泉の湧出が数ヶ月間止まる。
1710年10月3日 因伯美地震 - M 6.6、山崩れなど。死者多数。
1714年4月28日 糸魚川地震 - M 6.4、山崩れなど。死者約100人。
1717年5月13日 宮城県沖で地震 - M 7.5、陸前、陸中で津波液状化により被害。
1729年 能登半島地震 - M 6.6〜7、死者少なくとも5人。
1731年10月7日 宮城県南部で地震 - M 6.5、死者数名、家屋が倒壊。
1741年8月28日 北海道西南沖の大島で火山性地震 - M 6.9、死者2,033人。大津波発生。
1751年5月21日 越後・越中地震 - M 7.0〜7.4、死者1,541人。高田で火災など。
1762年10月31日 佐渡島北方沖で地震 - M7.0、死者あり。液状化現象、津波による家屋流出など。
1766年3月8日 津軽地震 - M 6.9、弘前城損壊など。死者約1,500人。
1771年4月24日 八重山地震(明和の大津波) - M 7.4、死者約12,000人。最大波高85m。
1782年8月23日 天明小田原地震 - M 7.0、住宅約800破損、小田原城損壊など。
1792年5月21日 島原半島で土砂崩れによる大津波島原大変肥後迷惑) - M 6.4、死者約15,000人。
1793年
2月8日 西津軽鰺ヶ沢地震 - M6.8〜7.1。津軽山地西縁断層帯震源で、地震発生よりも前に海水が引く前兆現象があった。津波による死者3人。
2月17日 三陸沖で地震(連動型宮城県沖地震) - M 8.0〜8.4、死者100人程度、陸中から常陸にかけて津波
1799年6月29日 石川県などで地震 - M 6。金沢で640人死亡、その他の地域でも死傷者あり。
19世紀
1802年12月9日 佐渡、小木地震 - M 6.8、死者37人。
1804年7月10日 象潟地震 - M 7.1、死者500〜550人。象潟で2mの地盤隆起と3〜4mの津波
1810年9月25日 男鹿半島地震 - M 6.5、死者60人
1812年12月7日 武蔵・相模地震 - M 6、死者多数。
1819年8月2日 伊勢・美濃・近江地震 - M 7.3、死者多数。
1828年12月18日 越後三条地震 - M 6.9、死者1,681人。
1830年12月19日 京都地震 - M 6.4、死者280人。二条城など損壊。
1833年12月7日 出羽・越後・佐渡地震 - M 7.4、死者40〜130人。東北・北陸の日本海沿岸に津波。 1964年新潟地震津波よりも規模が大きい。
1835年7月20日 仙台地震 - M 7、死者多数。仙台城損壊、津波あり。
1843年4月25日 十勝沖地震 - M 8.0、死者46人。厚岸に津波
1847年5月8日 善光寺地震 - M 7.4。山崩れと洪水、死者約1万〜1万3,000人。
1853年3月11日 小田原地震 - M 6.7、死者約20〜100人。
1854年
7月9日 安政伊賀地震(伊賀・伊勢・大和地震) - M 7.6、死者約1,800人。
12月23日 安政東海地震(東海・東南海地震) - M 8.4、死者2,000〜3,000人。房総半島から四国に津波、特に伊豆から熊野にかけて大きな被害。ロシア船ディアナ号沈没。
12月24日 安政南海地震 - M 8.4、死者1,000〜3,000人。紀伊・土佐などで津波により大きな被害(串本で最大波高11m)。大坂湾に注ぐいくつかの川が逆流。道後温泉の湧出が数ヶ月間止まる。
安政東海・南海地震は32時間の時間差で発生した。両地震による死者の合計は約3万人との説もある。余震とみられる地震は9年間で3,000回近く。
12月26日 豊予海峡地震 - M7.4。東海・南海と併せ、4日間で3つの巨大地震が発生。
1855年
3月18日 金沢などで地震 - M 6.5、死者少なくとも203人。
11月11日 安政江戸地震 - M 6.9、死者4,700〜1万1,000人。
1857年10月12日 伊予、安芸、今治で城内破損。死者5人。
1858年
4月9日 飛越地震 - M 7.0 - 7.1。地震による直接の死者数百人、常願寺川がせき止められ後日決壊、それによる死者140人。
7月8日 東北地方太平洋側で地震。M 7.0 - 7.5。
1861年10月21日 宮城県沖地震 - M 7.4、津波、家屋倒壊、死者あり。
1872年3月14日 浜田地震 - M 7.1、死者552人。
1881年10月25日 国後島地震 - M 7.0、津軽でも揺れる。
1889年7月28日 熊本地震 - M 6.3、死者20人。
1891年10月28日 濃尾地震 - M 8.0、死者・行方不明者7,273人。根尾谷断層の発生。
1892年12月9日・11日 石川県・富山県地震 - M 6.4(9日)、弱い津波。死者計2人。
1893年6月4日 色丹島択捉島地震 - M 7.0。色丹島 津波2.5m。
1894年
3月22日 根室半島地震 - M 7.9、死者1人。北海道・東北に津波
6月20日 明治東京地震 - M 7.0、死者31人。
10月22日 庄内地震 - M 7.0、死者726人。
1895年1月18日 茨城県南部で地震 - M 7.2、死者6人。
1896年
6月15日 明治三陸地震 - M 8.2〜8.5、死者・行方不明者2万1,959人(日本最大の津波被害)。
8月31日 陸羽地震 - M 7.2、死者209人
1897年
2月20日 宮城県沖地震 - M 7.4、地割れや液状化、家屋に被害。
8月5日 三陸沖で地震 - M 7.7、宮城県岩手県津波により浸水被害。
1898年4月23日 宮城県沖で地震 - M 7.2、北海道から近畿にかけて有感、岩手県宮城県の県境付近で被害。
1899年
3月7日 紀和地震 - M 7.0、死者7名、三重県を中心に近畿地方南部で被害。
11月25日 宮崎県沖で地震 3時34分 - M 7.1 / 3時55分 - M 6.9。
1900年5月12日 宮城県北部で地震 - M 7.0、死傷者17人、家屋などに被害。
日本・20世紀注)2003年9月17日に気象庁マグニチュード算出方法が改訂になり、これに伴い1924年以降のほとんどの地震マグニチュードが改訂になった。また一部は先行して2001年4月23日に改訂されている。このため、改訂された地震については
改訂後を通常表記
2003年に改訂されたものは改訂前の値を(旧M?.?)の形で併記
2001年に改訂されたものは改訂前の値を(2001年4月23日改訂・旧M?.?)の形で併記
している。
また、気象庁震度階級については1995年の兵庫県南部地震において従来の震度測量法の問題点が示されたため、それまで体感震度と計測震度を併用していたのを1996年4月からは全て計測震度計による機械観測で判定することとされ、また同年10月より震度6、震度5がそれぞれ強、弱の2段階に分けられた。